附属小→附属中→上野丘高校の王道ルートは、東京でいうところの番町小→麹町中学→日比谷高校である

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大分の受験情報誌

地元紙の『大分の学校と塾が分かる本 2024年春号』を本屋で購入してきました。アマゾンやネット通販では買えないようです。毎年今頃の時期に発売されていて、小中学生の子供を持つ保護者が塾選びや学校選びの参考にしているようです。今年の表紙に選ばれたのは東明中高の制服のようですね。

 

以前もブログでお話ししたとおり、今年は大分市の生徒を獲得するのが一つの目標です。地元の保護者の方に私のサイトまで辿りついていただくことからして難易度が高いのですが、SEOの技法を駆使してアピールしていきます。

 

地元の大手塾の先生が受験についてさまざまな受験情報を提言しているのですが、私も知らなかったことがいくつかあったので、ここでメモがわりにとっておきます。

 

上野丘高校関連の情報が充実

 

「どうしても行きたい学校があるなら、たとえば上野丘ならば中学校で10番以内(附属中および上野ヶ丘中、大分西中はその限りではない)にいなければならない」(p.14)

 

大分市内には約80校の公立中学校があるのですが、この塾の先生の発言をみると、「上野ヶ丘中」と「大分西中」の生徒は上位の学力層が厚いということが分かります。昨年、思わぬところで上野ヶ丘中の生徒に偶然理科2の質問を受けたことがあり、そのとき公立中なのに難しい問題を授業で扱っていて驚いたのを思い出しました。あと、恥ずかしながら上野丘高校にはヶが入らないのに、上野ヶ丘中学にはヶが入ることを今回初めて知りました。面倒だからどちらかに統一すればよいのに(ちなみにATOKではうえのがおかと入れると上野丘しか出てきません)。

 

「とにかく上野丘(高校)は進度が速く、とくに数学が速い。一学期中に二次関数まで終わらせてしまう。ですので上野丘に入学が決まったら、合格発表の翌日から高校生活が始まると思ってください」(p.13)

 

私は関西圏や首都圏の中高一貫校の生徒を教える機会が多く、高校の文科省指定カリキュラムがあまりにも現実離れしているのを日々痛感しているのですが、理系の難関大学に現役で合格するためには数IIICを遅くとも高3一学期で終わらせてしまう必要があり、高1の10月頃に数IAがほぼ終わっている状態でないと、中2秋から数IAを学び始める中高一貫校生とはまともに戦えないことが逆算すれば分かります。学校もひたすらペース重視できめ細かい指導というわけにはいかないでしょうから、一学期で落ちこぼれてしまう上野丘生は多そうですね。

 

「ちなみに能開センターの場合、上野丘合格者の半分が中学受験を経験し(その大部分が附属中に進学している)、半分がこのような準備コースで「学ぶ姿勢」を小学校のうちからつくるパターンだという。」(pp.13-14)

 

大分市の附属小→附属中→上野丘高校の王道ルートは、東京でいうところの番町小→麹町中学→日比谷高校みたいなものでしょうか。この本はなかなか面白いので、きちんと読み込んで新しい発見があったらブログでご紹介します。

 

巻末に大分県立豊府中の適性検査問題が載っていますが、「手作りホーバークラフト」が題材になっていて地域色濃いなーと思いました!

 


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附属小→附属中→上野丘高校の王道ルートは、東京でいうところの番町小→麹町中学→日比谷高校である