
(大分県立高校)遠隔教育センターの運用始まる
昨日地元のテレビ番組を見ていたら、日田市や佐伯市、臼杵市などの県立高校に通う高校生向けに「遠隔教育センター」の運用が本格的に始まったというニュースが流れていました。今年は日田高校、佐伯鶴城高校、臼杵高校、宇佐高校の難関大学を目指す高2を対象としており、今後科目や学校の幅を広げていく見込みとのことでした。
遠隔教育センターの公式サイトも開設されており、詳細はこちらから確認できます。
ニュースによると、大分上野丘高校の敷地内に遠隔教育配信センターが設置されており、専任の県立高校の教員が配信を行っていくそうです。また、同時に複数の学校の生徒も視聴可能で、さらに授業を受けている他校の生徒同士とも交流できるようでした。
遠隔地での教育というと、私にも経験があります。数年前、一時期所属していた地元の塾から夏休みの間、過疎地域で行われる公営塾に夏期講習の責任者として参加してもらえないかと打診されたことがありました。条件を聞くと、私の家から車で片道2時間半から3時間かかる場所に毎朝8時30分に数週間連続で行ってくれないかというのです。その地域の生徒には本当に申し訳ありませんでしたが、この件を受けることはその場でお断りしました。遠隔地に住んでいる中高生に対面授業を定期的に行うことは大きな困難を伴います。これでは市街地に住む学生と遠隔地に住む学生との間に格差が開く一方です。県立高校の先生方もその点ずっと懸念しておられたのでしょう。こうした取り組みはぜひ積極的に推進してほしいものです。
こういう場合にこそオンライン授業を積極的に活用すべきなのですが、私のところにお問い合わせが来るのは首都圏や関西の大都市圏の方がほとんどで、なぜか離島や山間部といった生徒からはご連絡がありません。
なお、公式サイトを見ると、長期休業中に自宅でも動画授業を視聴できるようになり、さらに個別指導やオンライン面談も実施していく予定のようです。なにかと動きの遅い県の取り組みとしては、珍しく先進的で意義深いことだと思いました。
★連絡先
メールでの連絡先は oitatutor@gmail.com
SNS(Threads): https://www.threads.net/@uptutor1
動画配信(YouTube): https://www.youtube.com/@uptutor
英語学習(note.com):https://note.com/oitatutor/
LINE公式: https://lin.ee/sbAjwMb (毎週末メールマガジン配信)