医学部受験に変化の兆し
2000年代に入ってから医学部人気が急激に高まり、その勢いは2026年の今でも依然として続いています。ただ、10年前と比較すると、少しずつ熱量は平穏化しつつあるように感じています。
先日、気になるニュースが出ていました。財務大臣の諮問機関が医学部の入学定員大幅削減を提言したのです。
医学部の「大胆な定員削減に踏み切るべき」財務省
歯科医師は既に“供給過剰状態”に陥っており、国家試験の合格率を低めに設定することで、歯科医師の人数を意図的に調整しているという声が巷で流れています。
医師は希望者が殺到する地域や診療科と、そうでない地域や診療科が二極化しつつあります。「直美」(医師になってから臨床経験が少ない状態で高報酬の美容外科医を目指すこと)といった言葉が最近はよく聞かれるようになりました。供給が飽和状態になっているかどうかは議論が分かれるところですが、政府が諮問機関を使って観測気球をあげるようになったのは、そういう方向性に近々動いていくことを示唆しています。
おそらくは予算や金銭上の都合から、今後十年以内に日本の医療制度に大きな変更が加えられる可能性が高いです。人口減少化、超高齢社会化が急速に進む中、社会保険費は年々膨張し続けており、国民皆保険制度を現状のまま維持することはどう考えても不可能です。医療をめぐる環境も、今後間違いなく激変していくでしょう。
医学部人気がここ最近やや落ち着いているように感じるのも、こうした医療をめぐる環境の変化を映し出している背景があるのではないかと見ています。医学部受験生は「それでも自分は医師になりたいか、生涯を捧げる覚悟はあるか」を、以前に増して繰り返し自問自答する必要があるでしょう。
難問が解ける≠医師に向いている
よく勘違いされやすいことですが、医師に向いている資質としては、「誰もが解けない難問がスラスラ解ける能力」ではなく、「間違ってはいけない問題を絶対に間違えない能力」「標準的な考え方・解き方を確実に繰り返す能力」だと私は考えています。
医師は患者さんの命を預かる仕事です。奇抜で誰も思いつかない治療法は大きなリスクを伴うので、よほどの状況でない限り認められることはないでしょう。「虎の巻」に書かれてある治療法に従い、確実にそれを実行する方針が求められます。私立大学の医学部の中には比較的易しい問題を出題しているところも多いですが、「難問が解ける」よりは「標準問題を間違えない」受験生を求めているからと思われます。
医学部を志望する受験生の生徒には毎年伝えていることですが、どの科目の問題を解くにせよ、「できるだけケアレスミスをしない」ことが医師としての職業的な資質に繋がります。医療の現場に出ると、ほんの些細な不注意が、目の前の患者さんの命を奪ってしまうことだってあります。ケアレスミスを言い訳にしない姿勢を培っていきましょう。
新規生徒を大募集!
受験生が抜けたことで授業の空き枠ができました。新年度の生徒を募集しています。Zoomを通じた初回体験授業と20分間の学習相談は無料で承ります。授業を継続するかどうかはその後でご判断ください。平日午前中~午後も授業可能ですので、自宅学習生や浪人生もお気軽にお問い合わせください。
指導対象・科目
難関高校受験対策、中高一貫校授業フォロー、大学受験対策、医学部受験対策 数学(理系・文系)、英語、物理、化学 大分上野丘高校対策
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火:午前中~午後、16:00-18:30、22:30-
水:午前中~午後、16:00-19:30、20:30-21:30
木:午前中~午後、16:00-20:00、22:30-
金:午前中~午後、16:00-18:30、22:30-
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