3月も下旬に差し掛かってきました。中学受験、高校受験、大学受験の界隈はすでに1年後となる24年の入試シーズンに大方の関係者の視線が移っています。
昨年晩秋から始めたオンライン家庭教師の授業も、ここにきて次第に軌道に乗ってきました。今ではオンライン授業の割合がほとんどを占めるようになっています。私は数年前にもSkypeを通じて医大に進学した元生徒に線形代数や微分積分のオンライン授業をしたことがあったのですが、音質や画質の問題等があり、あまりよい印象を持ちませんでした。
しかし、2020年春のコロナ禍をきっかけに世界中で在宅仕事の需要が大きくなってから、オンラインの画像や音質処理といった技術面で大きな進歩があったようで、品質的にはほとんどストレスを感じないほどになってきています。また、ほかのアプリやソフトとの連携も円滑に進められるようになりました。特にZoomでiPadの画面をスイッチして映し出す機能は、中学生向けに地理の授業をおこなうときに重宝しました。
教える側にとってオンライン授業の最大のメリットは、移動の必要がないことです。夏休みなど長期休みの際は数人の生徒の家を朝から晩までハシゴすることが多かったのですが、おそらく今年は朝から晩までクーラーの効いた自宅にこもって授業というスタイルになりそうです。運動不足にならないように気を付けなければなりませんね。
また、対面授業だと物理的に絶対に出会うことのない地域や外国にお住いの方でも繋がることができるのが大きいです。地方都市だと家庭教師の需要が本当に少なくて、対面授業一本で生計を立てるのは至難の業でしょう。オンラインの指導システムは今後ますます発展していくものと思われます。
しかし、家庭教師や個別指導のオンライン化が進むほど、「指導者の差異化」がいっそう重要になります。自分が得意なのは何なのか。他の指導者とどのような違いが打ち出せるのか。そのあたりをきちんと自覚しておかないと、時代の流れに置いていかれることになるでしょう。
オンライン授業では医学部医学科への進学を希望している高校生を主に指導しています。新高3生が多いので、今年は対応科目を広げずに英語、化学、数学の3科目に特化することにしました。その分、課題添削等に力を入れます。
4月の1学期以降のレギュラー授業枠がだいぶ埋まってきており、新規に授業を入れられる時間帯が少なくなりました。週末の夜はこれまで授業をお断りしてきましたが、新たに授業枠を設置することにしました。また、23時以降は今のところ全日授業可能ですが、深夜の時間帯ですと教える側にも負担がかかりますので、授業料は割増とさせていただきます。
4月10日以降の残枠は以下の通りです。月~金の夕方は対面授業を入れることが事実上できなくなりました。また、新学期の学校行事が未定で、4月以降も授業を継続するか未定の生徒もいます。
月:18:45-19:45
火:18:45-21:00
水:18:45-20:45
木:日中~19:45
金:18:45-19:45
土:終日
日:終日
今年はYouTubeの動画コンテンツも充実させていこうと考えています。おかげさまで「化学の学習法」動画は視聴回数が2400回を超えました。まもなく「数学の学習法」動画を公開する予定です。数学が得意な生徒はYouTubeで学習法動画を検索したりするはずがないので、数学が苦手な受験生を想定して動画を作ります。
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